ボルトロックシリーズは既に30年経過した当社アクリル系接着剤開発の歴史において当初より力をそそいできた金属接着技術から生まれた信頼性の高い接着剤です。
特 徴
- 油面接着が可能
従来のエポキシ系接着剤では接着が難しかった油面の接着が可能です。油面はウエス拭き程度で良好な接着性能が得られます。- 常温速硬化、-5℃以下でも硬化
常温で速硬化です。-5℃以下でも硬化可能です。エポキシ系接着剤より工期が短縮できます。- バランスの取れた接着性能
剪断接着強さのみならず、剥離接着強さ・衝撃接着強さもすぐれ、バランスの良い性能を有しています。- 取扱が簡単
計量はエポキシ系接着剤ほど神経を使う必要はありません。また経験の少ない方でも確実に計量・混合ができるよう、2液シリンジタイプを用意しています性状・特性
品 種 ボトルロック1 備 考 用 途 等 鋼板接着全般 性状・性能 単 位 - 外観 A剤
B剤-
-A剤:緑色系粘稠液
B剤:赤色系粘稠液- 粘度(25℃) mPa・s 20,000 JIS K-6838 比重(23℃) - 1.01 JIS K-6833 硬化体硬度 D硬度 58 JIS K-7215 可使時間(固着時間) 分 約3(約14) JIS K-6833 23℃ 引
張
剪
断
接
着
強
さ鉄 Mpa(kgf/cm2) 22.3(228) JIS K-6850 ブラスト処理 ステンレスSUS304 Mpa(kgf/cm2) 19.7(201) JIS K-6850 アルミA-5025 Mpa(kgf/cm2) 19.7(201) JIS K-6850 ブラスト処理 ポリエステルFRP Mpa(kgf/cm2) 5.6(57) JIS K-6850 ブラスト処理 エポキシFRP Mpa(kgf/cm2) 6.1(62) JIS K-6850 ブラスト処理 剥離接着強さ 鉄/鉄 kN/m(kgf/25mm) 5.4(13.9) JIS K-6854 衝撃接着強さ 鉄/鉄 kJ/m2(kgfcm/cm2) 21.7(22.1) JIS K-6855 消防法分類 - 第4類第1石油類 - 技術データ
施 工 例
電源ボックス
組み立てブレス耐震補強施工
二次製品型枠組立
荷 姿
5kgセット(A剤、B剤とも2.5kg)、300mlシリンジ、50mlシリンジ
使 用 法
- 接着面の錆・汚れを落とし、余分な油はウェスなどで取り除いてください。また接着面が塗装されている場合は、塗装をサンドペーパーまたはサンダーなどで除去してください。
- 塗布についてはマニュアルガンや専用塗布機のご使用をお奨めします。マニュアルガンなどを使用しない場合は、A剤とB剤の割合がほぼ1:1になるように接着面に重ねて塗布し、すばやく混合・接着してください。
- 塗布量は塗布面の状態で異なりますが、接着剤が接着部全体に広がる量としてください。(目安として約300g/m2です。
- 接着作業はA剤とB剤の接着したときから圧締までの時間が可使時間以内になるようにし、固着時間が過ぎるまで圧締してください。(混合後の作業時間は、各技術資料の可使時間のグラフを参考にしてください。
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